中日が新外国人としてキューバ出身の右のスラッガー、ペドロ・パブロ・レビージャ内野手(23)とドミニカ共和国出身の本格派右腕、ジョアン・タバーレス投手(27)を獲得することが28日、分かった。

 レビージャはキューバリーグでここまで今季は74試合に出場し、打率3割1分3厘、26本塁打、55打点をマーク。ビシエドの不振などもあり、球団に獲得要請したという立浪監督は「長打というところで非常に期待をしている選手がいた。初めは育成ですけど、これからのことも考えて獲りました」と明かしつつ「ポジションはまだはっきりしていないがキューバリーグで結構、ホームランを打っていて、70何試合で26本ぐらい打っている」と期待を寄せている。

 また、タバーレスはカープアカデミーから2017年に練習生として広島に入団し、18年に育成契約を結んだが戦力外となった。19年はBCリーグの滋賀を経て20年のシーズン途中から富山でプレー。今季は救援として12試合に登板し、防御率0・00を誇っている。

 立浪監督は「やっぱり投手は何だかんだと、良い良いと言われているが、ずっーと投げてきている投手も多いので。補強をしておかないといけない。独立リーグでは抑えをやっていて、見てみないと分からないが、できれば中継ぎはいるんで、先発で期待したいと思っている」と説明した。