デスマッチ&ハードコアユニット「プロミネンス」がスターダムマットを席巻した。

 28日の大田区総合体育館大会でプロミネンスの鈴季すず、藤田あかね、夏実もち組は「コズミック・エンジェルズ」の白川未奈、ウナギ・サヤカ、月山和香組と対戦。

 自ら対戦要求を突きつけて実現した一戦の月山が気合十分で向かってきたが、鈴季は落ち着いていた。髪をつかんでぶん投げると、3人がかりで痛めつける。

 初勝利が欲しい月山も会場に「ゴツッ」と鈍い音が鳴り響く頭突きや開脚式ボムで意地を見せるが、最後は鈴季が渾身のジャーマンで月山から3カウントを奪取。「全然強くなくない? 熱いだけじゃなく、もうちょっと強いやつとやりたかったな。月山以外の2人はあいさつ程度だったから、どんなもんか今後見てもいいんじゃない」と余裕の表情を浮かべるや「プロミネンス、なめんなよ!」と言い放った。

 一方の月山は「今日は負けた。けど、次は勝つ。鈴季すず、待ってろよ!」と唇をかみ締めながらリベンジを誓っていた。