タレントの関口宏が司会を務めるTBS系「サンデーモーニング」が29日、放送された。

 スポーツコーナー「週刊御意見番」では、プロ野球のセ・パ交流戦でヤクルトに24、25日と連夜のサヨナラ負けを喫した日本ハムをピックアップした。

 コメンテーターの中畑清氏は、日本ハムのビッグボス・新庄剛志監督がサヨナラ負けしても「よくやった!」と選手たちに手を叩いて激励したと紹介。関口は新庄監督の意図が分からなかったようで「なんで?」とたずねる。中畑氏は「それがビッグボスの野球なんですよ。お客さんが喜んで注目してくれて」と球場が盛り上がったことに喜んだと解説した。

 なおも、中畑氏が「あっぱれ!やってくださいよ」と畳みかけると、関口は「そんなのであっぱれ!あげちゃいますか。落合さん笑ってますよ」と、コメンテーターの落合博満氏が苦笑いしていると指摘する。

 関口が「でも、やっぱり勝ち試合やんなきゃね」とつぶやくと中畑氏は「当然です」と同調しつつ、「負けた監督の心情がすごく理解できる」と自身のDeNA監督時代を振り返る。「興行というか、プロ野球のあるべき姿は〝お客さまは神さまです〟っていう姿勢も大事だと思います」と譲らなかった。