中日は29日のオリックス戦(京セラ)に0―8と今季7度目の零封負けを喫し、連勝が3でストップ。先発の柳が今季最短となる3回途中5失点KOされ、リリーフ陣も田島、谷元が失点を重ねた。打線も相手先発・宮城らの前に沈黙。8回には5番手・根尾昂外野手(22)が今季2度目の登板を果たし、1回1安打無失点と力投した。
以下は立浪和義監督(52)との主な一問一答。
――柳は立ち上がりから制球を乱した
立浪監督 ちょっと死球からリズムを崩したのか、ストライク取るのも窮屈な感じでね。味方が足を引っ張った追加点もあったんですけど、調整して次に頑張ってくれれば。
――早めに代えたのは、良くなる気配がなかったから
立浪監督 そうですね。対宮城となれば、4点がギリギリぐらい。いや、3点がギリギリだったかもしれないですけど。そういうことで代えた。
――打線は宮城相手に初回から走者を出しながらも無得点
立浪監督 初回に点が入っていれば変わった展開になったかもしれないし。それが野球なんでね。悪いところがたくさん出ました。今日はね。
――DHは郡司を起用
立浪監督 フリー打撃での状態が良かったんで。打席に最近立っていなかったので、あれですけど。最初(2回無死二塁で中飛)ランナーを進めてほしいところで進められなかったという反省点はある。
――左ヒザを故障した石川昂が抹消
立浪監督 なんか思ったよりあんまり良くないという状況で、明日に1回検査をしようということになった。
――抹消するということは長引きそうか
立浪監督 そうですね。すぐには無理という判断です。
――福田も今季一軍初昇格して途中出場
立浪監督 こういう展開になったんで、1打席見てみようと。DHも考えたんですけどね。
――根尾がプロ2度目の登板
立浪監督 根尾も外野守備も内野守備も疲れが出ていることはあったと思うが、本人も『投げたい』と言ったので、1イニングいかせたんですけど。『行くか?』と言ったら『投げたいです』と。
――前回の登板は翌日に試合があったが、今回は日曜日で翌日は試合がないのに根尾の必要性はあったのか
立浪監督 いやいや、山本にしても今はたくさん投げていますから、そのへんは1人でも投げさせたくないというのはもちろんありました。