ボートレース若松の「ヴィーナスシリーズ第4戦マクール杯プリンセスカップ」は最終日の29日、12Rで優勝戦が行われ、2号艇の藤原菜希(36=東京)が今年2回目、通算では4回目となる優勝を当地初Vで飾った。

 進入は枠なり3対3。2コースからコンマ09のトップスタートを決めると1Mでは先マイした1号艇の細川裕子の懐をズバッと差してバック並走。2M、2周ホームと細川とのデッドヒートが続くが、2周1Mの小回りターンで突き放し、そのまま先頭でゴールした。

 レース後に行われた表彰式では「スタートを行った分、(細川に)プレッシャーをかけられたので、しっかり差せたらと思って行きました。優勝できたので、いいターンだったと思います。足は全部が上の方でした。いい仕上がりだったと思います」と笑顔で話した。