エンゼルスの大谷翔平投手(27)は29日(日本時間30日)に本拠地アナハイムでのブルージェイズ戦に「2番・DH」で出場し、初回に6試合ぶりのアーチとなる10号を右翼席に運んだ。

 相手先発は右腕ベリオス。通算12打数4安打、1本塁打と相性が良い。カウント2―2からの7球目、真ん中低めのカーブをすくい上げて角度26度、打球速度108・8マイル(約175キロ)で右翼席に運んだ。飛距離413フィート(約126メートル)の完璧な先制の一発だった。2桁本塁打は2年連続4度目。打点を30とした。

 ここ5試合&17打席連続無安打はともに今季ワースト、先発マウンドに上がった4連戦初戦の26日(同27日)で腰の張りを訴えて心配されたが、アーチで鮮やかに吹き飛ばした。