タレントの矢部美穂(44)が30日、自身のSNSを更新し、26日に川崎競馬所属の山林堂信彦騎手(43)と結婚したことを発表した。

矢部は「このたび、かねてよりお付き合いしておりました川崎競馬所属の山林堂信彦騎手と入籍しましたことをこの場をお借りしてご報告させてください」とつづり「出会いは騎手と馬主としての間柄でしたが、彼の仕事に対する真摯な向き合い方や人間性に自然と惹かれていきました。仕事場ではかなりストイック!プライベートではこんなにも穏やか(笑)。私にぴったりの相手を愛馬が連れて来てくれました」と喜びを語った。

母の文子さんと同居中のため、しばらくは“通い婚”になることも明かし「そこも2人で楽しみながら過ごしていけたらと思います」と決意も込めた。

92年のデビュー以来、グラビアやドラマ、バラエティー番組などで活躍。父和夫さんが元地方競馬騎手だったこともあり公営競技に詳しく、有料サイト「日刊スポーツ競馬」などで予想連載を担ったこともあった。「父親が元騎手で幼い頃は厩舎育ちの私が父親と同じ職業の方と結婚するとは運命を感じます。父親には苦労をかけられっぱななしでしたが…ある意味、彼と出会えたことに感謝する気持ちになれました。今後は芸能の仕事をさせて頂きながら彼のサポートをしていけたらと思いますので応援よろしくお願い致します」と思いを語った。

矢部は19年には地方競馬の馬主資格を取得。同9月にはネコザルで初勝利を挙げるなど多くの馬を所有してきており、山林堂が矢部が馬主のブースターやアキトクレッセントなどに乗ることもあった。29日にはインスタグラムで、日本ダービーが開催された東京競馬場を訪れていたことを報告。ストーリーズには同日に金沢競馬場で行われた三浦ジュニア爆誕記念杯に出走した母親所有のカツカモが勝利を挙げたことを明かし「これはご祝儀かなあ」などとつづっていた。