俳優ディーン・フジオカ(41)主演の日本テレビ系連続ドラマ「パンドラの果実 科学犯罪捜査ファイル」(土曜午後10時)の第6話が28日、放送され、世帯平均視聴率が5・9%(関東地区、速報値)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は3・3%だった。

第1話は世帯8・3%、個人4・5%、第2話は世帯6・6%、個人3・7%、第3話は世帯5・0%、個人2・8%だった。第4話は世帯5・5%、個人3・0%、第5話は世帯5・3%、個人2・9%だった。

同作は最愛の妻を亡くしたディーン演じる警察官僚の小比類巻祐一と、科学界を離れた岸井ゆきの演じる天才科学者、最上有紀子らが科学犯罪対策室のメンバーとして最先端科学にまつわる事件を捜査し、解き明かしていく物語。

第6話では「幽霊を科学で解明!?」。長谷部(ユースケ・サンタマリア)は寝ている最中、髪の長い女性が上に乗ってきて身動きが取れなくなるという体験をする。幽霊を見たとおびえる長谷部に、それは金縛りだと一蹴する小比類巻(ディーン・フジオカ)と最上(岸井ゆきの)。

「死んだ人間を目撃したなんて、すべて脳の幻覚で説明できる」。最上は幽霊の存在を完全否定。一方、小比類巻は、街で見かけた亜美(本仮屋ユイカ)とよく似た女性を思い出すのだった。

そんな中、科学犯罪対策室は、島崎(板尾創路)の命令でテレビ出演することに。世の中に起きている不可解な現象を科学的に読み解く番組で、小比類巻と最上は科学の専門家として心霊現象の謎を解明するという役割を任される…。