アイドルグループ「仮面女子」は29日の2部公演(東京・秋葉原のグレースバリ)で加入式を行い、坂の上楓(24)と桜矢穏空(おうや・しずく=17)が仮面女子・アーマーガールズとしてステージに立った。

 4月22日の組閣で昇格が決まった2人は、1部で仮面女子候補生を卒業。新生アーマーガールズとして2部のトリを務めた。約30分の加入式を終えた坂の上は「一瞬でした。緊張はしていたけど、途中から楽しくできました」、桜矢は「つい最近アマガ志望になったので、なかなか実感が湧かなかったんですが、こうして甲冑衣装を着てライブをして、物販を終えてやっと実感できた感じです」と振り返る。

 17歳の桜矢は東京の仮面女子メンバーでは最年少となる。「年下なので不安になることもありますが、カッコいい先輩がいるのでついていきたい。最年少で体も大きくはないですけれど、ステージでいっぱい目立てるよう頑張ります」と力を込めた。

 坂の上は「たまに〝顔が死んでる〟って言われたので、これから磨いていけたら」と反省したうえで「月野もあちゃん、瀬名深月ちゃんを見習って、もっとかわいくなれるようにしたい」と意気込んだ。

 この日は同じく組閣で昇格が発表された山崎遥菜(はるな)、椿ことね、夢咲空(ゆめさき・くう)、福田沙織の4人が1部で仮面女子研究生(スライムガールズ)を卒業し、2部で仮面女子候補生に加入した。

 コメントは以下の通り。

 山崎遥菜「出番ぎりぎりまで緊張して焦っていましたけど、ファンの皆さんが赤いサイリュームを振ってくれたり横断幕を出してくれたりしたことが、うれしくて楽しくできました」

 椿ことね「やっと加入式を終えてホッとしています。なので今、おなかが空いています(笑い)。明日から候補生としていろいろな曲を見せることができる楽しみが湧いています」

 夢咲空「今日の加入式のためにカッコよくしたいとショートヘアにしました。黄色いサイリュームを振ってくれた皆さんの優しい表情のおかげで救われました。笑顔もスラガデビューよりたくさん見せられたと思います」

 福田沙織「ずっと役者として活動してきて、今の事務所に入所してからステージに立つようになりました。(年齢的に)アイドルとして限界を超えているような存在ですけれど、白いサイリュームをたくさん振ってくれたのが励みになりました。もっとスキルを磨き、期待に応えられるよう仮面女子を目指します」