待望の初招集を果たした日本代表DF伊藤洋輝(シュツットガルト)が、元日本代表主将のMF長谷部誠(Eフランクフルト)への思いを語った。伊藤は磐田から期限付き移籍で加入したシュツットガルトで今季大活躍。攻守でチームに貢献して1部残留に導き、シーズン終了後には完全移籍が決まった。

 森保ジャパンの合宿初日となった30日にオンラインで取材に応じた伊藤は「W杯は小さい頃から目指していた舞台なので、そこに食い込むチャンスをもらえたことに感謝している」とヤル気満々。「左足でボールを持ったときの組み立てや、ゴールに直結するパスは求められていたので、1年間ドイツで出せたと思う。代表のために、勝利のために生かせれば」と自身の長所をアピールした。

 同じ静岡県出身で長年日本代表を支えてきた長谷部についても言及。「長谷部さんはブンデスですばらしい結果を残しているすごい選手なので、そういった選手に追いつけるように。それによって静岡のサッカーが盛り上がれば。自分自身が結果を出すことに集中していきたい」と長谷部のように代表や欧州で一線級の活躍を見せることを目標に掲げた。

 待望の初招集となった若武者のプレーに注目が集まりそうだ。