俳優小泉孝太郎(43)が30日、主演を務めるWOWOW連続ドラマW「松本清張 眼の壁」(6月19日スタート、日曜午後10時)の完成報告会を都内で行った。

泉里香(33)、Hey!Say!JUMP薮宏太(32)、陣内孝則(63)、内片輝監督とともに見どころを語った。

手形詐欺の真相を追い、巨悪に立ち向かう経理課長、萩崎を演じた小泉は「苦しい苦しい萩崎役を演じました。初めて台本読んだ時、深夜に1人でページをめくるのが怖くなるくらいゾクゾクした。共演者の皆さんのおかげで、読んだ時以上のゾクゾク感が詰まっていると思う」と自信をみせた。

役どころについて「まともなのは萩崎だけ。誰を信用したらいいのか、あの苦しさはなかなかない」と、松本清張作品ならではの巨悪の闇に衝撃を受けた様子。そんな中で、親友の新聞記者を演じた上地雄輔(43)の存在に「救われた」と話した。

上地とは同じ横須賀市出身で、3歳の時からの幼なじみという。「スイミングスクールも一緒で、芸能界への夢を語り合っていた仲。親友と家族がごっちゃになったような、特別な存在」。また「仲がいいからこそ甘えが出たらイヤだなと不安だったが、萩崎が親友の存在に救われたように、僕も雄輔の存在に救われた。『雄輔、本当にありがとう』と、ご飯をおごりました」と笑顔で振り返った。

VTRでコメントを寄せた上地は「いちばん仲のいい役で共演できてうれしい。思い出のつまった作品です」と話した。