王座奪取へ死角なし! ノアの30日・川崎大会で、新日本プロレスの小島聡(51)が必殺のラリアートで勝利を手中にした。

 4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル」(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)でGHCヘビー級王者・潮崎豪に挑戦する小島はこの日、前哨戦として行われたメインの6人タッグ戦に出場した。ともに先発して組み手争いからバックの取り合いをしたかと思えば、その後もリング内外で激突。最後は谷口周平に照準を定め、垂直落下のブレーンバスターで動きを止めると、フラフラと立ち上がった相手に渾身のラリアートを叩き込んで3カウントを奪った。

 王者の眼前で会心の勝利を収めた小島は「あと約2週間になったGHCタイトルマッチ…準備はできているか? 24時間、俺のことを考えているか? 俺のことを知りたかったら小島聡のウィキペディアでも読んでろ」と呼びかけ。自身は食事中も寝る前も潮崎のことを考えていると明かした上で「GHCヘビー級王座、いっちゃうぞバカヤロー!」とベルト奪取を叫んだ。

 方舟マットで勢いを取り戻したベテランは、このまま一気に至宝を手にすることができるだろうか。