NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の30日に放送された第36話の平均世帯視聴率が14・8%(関東地区)だったことが31日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第35話の17・2%だった。平均個人視聴率は8・4%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、暢子が沖縄を出てから1年半がたった。右も左も分からない新人だった暢子も、ある程度仕事ができるようなっていた。しかし、新聞を読まず、料理の説明や店名の由来も答えられなかった。オーナーの房子(原田美枝子)から言葉遣いなどを勉強するために、新聞社で雑用のアルバイトをするよう言われる。そこで認められれば店に戻ってもいいという。暢子は新聞社で働き始める。

沖縄の実家では良子(川口春奈)が妊娠して間もなく出産を迎えそう。そして母・優子(仲間由紀恵)と暮らす歌子(上白石萌歌)は、レコード会社の新人オーディションを受けたいと密かに思っていた。