エンゼルスの大谷翔平投手(27)は30日(日本時間31日)はニューヨークで休養日だった。現在5連敗中のチームにとって33勝15敗でア・リーグ最高勝率(6割8分8厘)を誇るヤンキースとの31日(同1日)から行われる3連戦はプレーオフ進出を左右しかねない。

 エンゼルスは29日(同30日)の試合後にニューヨークに移動したが、その際、ヤンキー・スタジアムのあるブロンクス出身のアンドルー・ベラスケス内野手(27)をたたえ、ファッションコンテスト「ドレス・ライク・スクイッド・デイ(イカのような格好をしようの日)」を開催した。

 まるで10本の腕を持つイカのように広い守備範囲を誇ることから「スクイッド」というニックネームで呼ばれるベラスケス。故障した正遊撃手フレッチャーに代わって4月12日(同13日)から遊撃を任されると、打率2割2厘であるものの、米サイト「ファングラフス」によれば、守備防御点を示すDRSは遊撃手でメジャー2位だ。

 そのベラスケスはダボッとした太めパンツやトップスを着こなす独特なレトロファッションがチームで話題を呼び、敬意を表して似た格好をしようとコンテストが企画された。

 SNSに投稿された集合写真では確かに全員が太めのパンツにダボッとしたシャツ姿でリラックスした様子だ。ところで大谷だが、前の選手に隠れほとんど判別がつかない。黒のスキニージーンズに黒のパーカーらしきトップスと普段通りに見える…。ベラスケス本人から衣装の貸し出しもあったそうだが、果たして大谷のファッションは「イカ風」だったのか気になるところだ。

「イカ風」でリラックスしたエンゼルスナイン。ニューヨークで反転のきっかけをつかめるか。