テレビ朝日の定例社長会見が31日、東京・六本木の同局で行われ、社長を兼務する早河洋会長が4月期ドラマについて言及した。

木村拓哉主演の「未来への10カウント」(木曜午後9時放送)について「トップレベル(の視聴率)でよく頑張っている」と評価した。

「残り2週となりまして。ここまで7回の平均視聴率は個人全体が6・1%、世帯が10・6%。各局のドラマも厳しい数字ですが、トップレベルでよく頑張っていると評価しております」と話した。

木村にとって学園スポーツものは初めて。「新しい挑戦ですが、どん底の人生から高校生と向き合う過程であらたな未来に向けて走りだすというストーリー。その心境の変化を見事に演じて、回を追うごとに『胸が熱くなった』など多くの視聴者の声が寄せられている。最終回に向けて盛り上がっていくと思います」。

ドラマは、生きる希望を失った桐沢祥吾(木村)が、母校である松葉台高校ボクシング部のコーチに就任したことで再生していくさまを描いた群像劇。