左足首を負傷して状態が心配された日本代表MF久保建英(20=マジョルカ)が、強烈ヘッド弾などで復活を猛アピールした。

 久保は合宿初日となった30日の練習で8対8のミニゲームの際にMF堂安律(PSVアイントホーフェン)との競り合いで左足を踏まれる形になって負傷。そのまま練習を切り上げ、状態が不安視されていた。

 しかし札幌移動後に行われた31日の練習で元気に全体練習のメニューを消化。シュート練習では、左クロスに絶妙のタイミングでニアサイドに入り、強烈ヘッドでゴールに突き刺すなど持ち前の決定力を見せつけた。この日の練習は地元のファンにも公開される中、負傷の不安を一掃して逆に好調ぶりをアピールした。

 これで2日のパラグアイ戦(札幌)でもゴーサインが出そうで、久保のプレーに大きな注目が集まる。