ジョニー・デップ、ジェフ・ベックの公演にサプライズ出演

2022/06/01 02:18 Written by Narinari.com編集部

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ジョニー・デップが、ジェフ・ベックとステージで共演を果たした。このパフォーマンスにより、ジョニーは元妻アンバー・ハードとの1億ドル(約128億円)をかけた裁判の評決には出廷しないものと見られている。

5月30日、英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでのベックの公演に、ジョニーは前日に続きサプライズ出演。アンバーとの泥沼裁判を置いてベックとツアーをまわるのではと噂されている。

5月31日に、バージ二ア州フェアファックスの裁判所で審議が再開予定の同裁判だが、ジョニーは29日に行われたベックの英シェフィールド公演で、ジョン・レノンの「アイソレーション」を演奏。「人々は僕らが成功者と言う。僕らが怯えているのを知らないのか?孤独だということを」と、自身の心情を現したような詞を歌っていた。

さらに、月曜日のロンドン公演では同曲のほか、ジミ・ヘンドリックスの「リトル・ウィング」、マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」、ザ・ビートルズの「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」で観客を沸かせていた。

しかし観客の中にはジョニーの登場で公演が台無しになったと感じた人もいるようで、ベックのファンのオースティン・デロードさんは英紙デイリー・メールに、「ジョニー・デップが出すぎです。彼を見るために私たちは来たわけではありません。ちょっとした宣伝行為で、何かを持ってきたというよりも、ベックからたくさんのものを奪っていました」とコメント。別のベックファンのフランチェスカ・コックスさんは「クールだったし、予想外でした。彼が出る前の方が私は好みでしたけどね」ともらしていた。

一方、会場にはジョニーのファンもいたようで、「アイ・ラヴ・ユー、ジョニー!」と叫ぶ声も響き渡り、公演終了後にはジョニーを見ようと裏口で出待ちする多くのファンがいたそうだ。

ちなみにジョニーのステージ登場前にベックは「最初に出会ったのは彼が俺の楽屋をノックした5年前のことだ。ずっと秘密にしてきたけど、この場に来てくれている」と紹介していた。

俳優業のほか、アリス・クーパーやエアロスミスのジョー・ぺリーらとのバンド、ハリウッド・ヴァンパイアーズでギターを演奏しているジョニーは、ロックダウン中、ベックと定期的にレコーディングを行っていたという。

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