女優黒谷友香(46)が、ホラーイヤードラマ「そこに誰かいる」で初主演を務めることが1日、分かった。大手芸能事務所「アミューズ」が手掛ける音声版サブスクリプションサービス「NUMA」で、1日より全10話が一挙配信される。

出版社に勤めるシングルマザーのユキコ(黒谷)は、高校生の娘カノンと2人暮らし。何げない日常生活の中に急に感じ始めた恐怖。姿は見えないが確実にそこには何かがいる。日々大きくなっていく恐怖は、ついに自分だけではなく娘のカノンにも及んでいく。「絶対に誰にも言わない」とユキコが誓った過去とは。本当に怖いのは人間なのだと、ジワジワと心理的に追い込まれる恐怖を描くサイコホラー。

黒谷は、「収録は2日に分けて行われました。声だけで物語の世界観を表現していくイヤードラマの収録は楽しかったです」と振り返った。そして「出演するのは私の声だけですから、現在から過去へ瞬時に飛ぶことも可能。そこが、映像の収録の場合とは全く違い新鮮でした。20代のユキコだったり、かと思えば次の瞬間には40代のユキコでいたり(笑い)。それがイヤードラマならではの出来事で、とても面白い体験でした。皆さま『そこに誰かいる』ぜひお楽しみください」と呼び掛けた。

ほかに森久保祥太郎、西銘駿、花音も出演する。