韓国の7人組アイドルグループ「BTS」が31日(日本時間6月1日)、米国のホワイトハウスを訪問し、バイデン大統領と対談したことで、過去の原爆Tシャツ騒動が再び話題となっている。

 BTSとバイデン大統領の面会は非公開。

 記者会見で、BTSのリーダーのRMは「アジア人への憎悪犯罪や多様性について話し合えることを光栄に思う」などと述べた。

 ヤフーのトレンドランキングでは「原爆Tシャツ」というワードが、1位にランクイン。ツイッターのトレンドワードランキングでも、10位にランクインした。

 BTSといえば2018年、日本のテレビ番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)への出演が決定していたが、取りやめになった。

 BTSのメンバーが、原爆投下時のきのこ雲の写真がデザインされたTシャツを着用していたことが物議を醸した。

 当時、BTSの事務所は、出演取りやめを受けてコメントを発表。謝罪すると共に「戦争と原爆などを支持せず、これに反対しますし、原爆投下で被害を受けられた方々を傷つける意図は全くなく、今後もないことを明確に明らかにします」などという文章を公開していた。