7月2日に沖縄アリーナで開催される「RIZIN.36」の対戦カードが発表された。朝倉海(28)は、韓国の新進気鋭ヤン・ジヨンと対戦する。1日の会見で朝倉は、地上波中継に対する思いも語った。

 昨年大みそか以来の復帰戦となる海は「前回の敗戦からいろいろ考えて、海外に修行に行った。たくさんの技術を吸収して、新しいファイトスタイルを確立してきた。今までみせられなかった戦いを見せられると思うし、日本人の強さ証明していきたい」と抱負を述べた。

 前日には、「THE MATCH 2022」のフジテレビ地上波中継が消滅となり、格闘技界に激震が走った。「自分の試合を地上波で届けたい思いはあるか」と問われた海は「いろんな人に格闘技の魅力を知ってもらいたいし、やっぱり地上波でやってほしいので、社長にも頑張ってもらいたいです」と榊原信行CEOにエールを送った。