ロックバンド、サカナクションが1日、公式サイトを更新。この日、ニュースサイト「文春オンライン」で報じられたギター岩寺基晴(41)の不倫について謝罪した。

同サイトでは、岩寺が、高校時代に出会った女性と約10年にわたり不倫関係にあったとしている。しかし、昨年12月のライブ後に会って以降、女性は岩寺と連絡がつかなくなり、女性は睡眠薬を大量に摂取するなど、精神的に不安定な状態になったという。岩寺は同誌の直撃取材にも応じ、男女の関係があったことを認めている。

公式サイトでは、「ご報告」と題し「ギタリスト岩寺基晴の『週刊文春』(6月9日号)の記事につきまして、記事に掲載されている相手の女性の方に大変ご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。そして「記事内容の事実関係に関しては記事の通りのことと確認しております」と事実を認めた。その上で「このようなことに至ったことは、岩寺の不徳のいたすところであり、本人も責任の重さを痛感し、猛省しております」と記した。

岩寺もコメントを発表。「この度は私の倫理観を欠く行動により、記事を目にされた皆様に不快な感情を与えてしまったこと、そして世間をお騒がせしてしまったことを心よりお詫び申し上げます。私の無責任かつ不誠実な行動により、相手の女性の方の心を大きく傷つけてしまった事を深く反省するとともにお詫び申し上げます」。

そして「また、サカナクションを応援してくださっている皆様を失望させてしまったことを心よりお詫び申し上げます。並びに、お世話になっている関係者各位の皆様へも多大なご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪。

記事について「記事にありました通り、表立ってはお伝えしておりませんでしたが、私には妻と子供がいます。家族に対する裏切りは到底許されるものではございません。今後はこの一連のことを猛省し、これまで以上に真摯に音楽と向き合い、失ってしまった信用を一日も早く回復できるよう誠心誠意尽力していく所存でございます。この度は誠に申し訳ございませんでした」とした。

同バンドは、05年に活動を開始し、07年にメジャーデビューした男女5人組。13年の「NHK紅白歌合戦」に出場。16年には「第39回日本アカデミー賞」で、「最優秀音楽賞」をロックバンドで初受賞するなど活躍している。