DREAMS COME TRUEが5日、東京・日比谷公園で行われた「日比谷音楽祭2022」に初出演し、18年から19年にかけて放送されたNHK連続ドラマ小説「まんぷく」のために書き下ろした「あなたとトゥラッタッタ♪」や「その先へ」など6曲を披露して盛り上げた。

3日間で約10万人を動員した音楽祭の締めくくりとなるライブ「Hibiya Dream Session3」のトップバッターとして登場。ボーカルの吉田美和(57)は「(ステージを)めちゃくちゃ温めます!短い時間ですが楽しみましょう」と呼びかけた。 会場の大音楽堂は屋外にあり、会場横の公園も会場から漏れる音を聞く人であふれた。ベースの中村正人(63)は「言葉が風に乗って音漏れして、いいじゃないですか。外で楽しんでいる人たちにも向けていきたい」と笑顔で話した。中村は昨年10月に左肩を剥離骨折しており、この日も「立ったままだと手が届かない」と語り、座って演奏した。

6曲目に「その先へ」を披露してステージを終えると、観客は立ち上がってスタンディングオベーション。吉田は「ありがとうございました」と頭を下げ、ステージを去った。大会実行委員会によると、同音楽祭には3日間で45組以上が出演し、220曲以上を披露した。