TBS安住紳一郎アナウンサー(48)が6日未明、女優石田ゆり子(52)がナビゲーターを務めるJ-WAVE「LILY’S TONE」にゲスト出演。TBS入社25年がたち、アナウンサーとなったきっかけを明かした。

明大文学部を卒業後、アナウンサーになった経緯については紆余(うよ)曲折があった。「もともとは学校の先生になりたくて当時はその勉強をしていた。国語の教師になろうと思って。ただ、当時学校の先生が多くて余っていた時代だったので採用がなかなかなくて、それで他の業種に行きなさいと言われた1人でした」と明かした。国語の古文、漢文の教員免許を持ち、中学高校の採用を目指していたという。

石田からは青春時代に努力していたことが今のアナウンサーの仕事につながっていることを指摘された。石田から「なんだか分かります。安住さんは言葉がきれいですし、言葉を知っている数がすごい」と褒められると、安住アナは現状も国語力を維持、強化するための鍛錬していることを明かした。

「大人になるとボキャブラリーの数は増えないので意識して増やすようにしています」とし「自分の知らない言葉を使っている人がいると、その言葉を『今月の強化月間』『今月の強化月間』に位置づけて、この言葉を上手に使えるようになろうと、ちょっと猛プッシュかけたりする」と日々、ボキャブラリーを豊富にするための訓練を続けていることを明かした。

石田は「いつも安住さんがお話ししている言葉を聞いて言い回しがすごく美しいなと思います。言葉ってその人の魅力につながるものだと思います。言葉がすてきな人は、人間もすてきで魅力のある人だと思っています。安住さんはすごい」と照れながら語った。

「LILY’S TONE」は、不定期で深夜に放送しており、石田の気になる物事についてのつぶやきや、ゲストを迎えてのおしゃべり、リスナーとのはがきによるコミュニケーションを楽しむプログラム。今回、安住アナは番組の中で、アナウンサーになった理由や、普段の仕事について、TBS系ラジオで17年間、続く「安住紳一郎の日曜天国」(日曜午前10時)について語った。