ダンス&ボーカルグループのDA PUMPが、25周年のデビュー記念日となる11日、千葉・幕張メッセで全国アリーナツアー「DA POP COLORS」最終公演を行い、新たな「U.S.A.」の形を見せた。

18年に大ヒットし、ミュージックビデオのYouTube再生回数が2・4億回を超えるなど今なお人気の「U.S.A.」。今回のライブでは、25周年にして初めてペンライトをグッズとして販売。同曲の披露では、メンバーもファンも「いいねダンス」などをペンライトを振りながら行う“シンU.S.A.”で一体となった。ペンライトの波にISSA(43)は「すごくすてきな景色で、もっと早くやっておけば良かった(笑い)。25年たっても新鮮なこともありますね」と納得の演出にもなった。

紆余(うよ)曲折あったグループの25年の中でも、「U.S.A.」は大きな存在だ。ISSA(43)は「DA PUMPの代名詞。それまでの曲ももちろんあって、浮き沈みも(ISSAは)経験したけど、みんなにとっては未知の経験だったと思う。『よっしゃいってやろう!』とみんな思えて、それが今も続いています」と振り返った。

「いいねダンス」の振り付けを担当したKENZO(37)も「人生のターニングポイントだった。それまでも世界大会に出たり、ダンスを追求してきたけど、メンバーと一生懸命作ったもので、こんなに人を幸せにするものがあるんだと実感しましたし、愛をいただけたパフォーマンスになりました」と話した。