おぎやはぎの小木博明と矢作兼が16日深夜放送のTBSラジオ「木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき」に出演。同番組のナレーションを長年にわたって担当していたTBS局員で、元アナウンサーの升田尚宏さんが亡くなったことを受け、哀悼した。

番組終盤、矢作は「普段ですと『批評』の時間なんですよね。もう知っている方も多いと思うんですが、ずっとおぎやはぎ批評をやってくれていた元TBSアナウンサー升田尚宏さんが先週、お亡くなりになりました」と伝えた。

先週の放送の時点で訃報を受けていたが、言及しなかったことについて「『えっ!?』っていう。詳しいことがよくわからなかったんで、言うのもアレかなと思って」と説明。「まあ、びっくりしてね……」とショックを振り返った。

升田さんは同番組が始まった2006年10月の初回から担当、アナウンスセンターを離れた後も、継続して担当していた。矢作は思い出を振り返り、「レギュラー企画以外にも、めがねびいきの大型企画は升田さんの声で始まるものがたくさんありましたね。もうレギュラーでしたからね」「このラジオって升田さんには聞こえるのかな? 天国で1人でやるのかな、批評。『また間違えてた』みたいなことをやって楽しんでくれてたらいいんだけどねぇ。参ったね、本当に……いろいろ思い出はあります」と吐露。小木も何度もため息をつきながら、「(批評は)あのコーナーが盛り上がるために間違えていたんだけどな。あの声が聞きたかったんだよ、俺らは升田さんの」と悔やんだ。

升田さんは9日朝に自宅で倒れ、同日に亡くなった。55歳だった。