松竹芸能は23日、大阪市内で所属のベテラン芸人による「SHISHOU FES(師匠フェス)」の開催を発表した。8月6日にDAIHATSU心斎橋角座で行われる予定で、出演者を代表して海原はるか(74)横山ひろし(75)、当日進行役を務めるチキチキジョニー(岩見真利=47、石原祐美子=46)が会見に出席した。

8組(13人)のベテランは「合計年齢900歳」がキャッチフレーズ。酒井くにお・とおる、海原はるか・かなた、横山ひろし・春けいこ、いま寛大、浮世亭三吾・美ユル、サムライ朝起太郎、パピヨンズ、桂福団治らが、それぞれネタを披露する。

けいことの夫婦漫才を披露するひろしは「若手ばかり注目されるけど、ベテランの味を出したい。うちは結成3年目で、M-1グランプリにも参加できるんですが、審査員が後輩ばかりなのでどうしようか迷ってます」。

髪の毛ネタで人気のはるかも「老化のスピードをゆるやかにしたいので、50歳からジムに通ってます。今はベンチプレス55キロまで上げられるようになりました。74歳の今も漫才やってる時が一番楽しいです」と若さをアピールした。

今回が第1回。松竹芸能としては恒例のイベントとして考えているが「10年、このメンバーで続いてほしいけどなあ」と言いかけて言葉をのみこみ、周囲を笑わせた。

チキチキジョニーの石原が「松竹の師匠は仲が良くて楽屋でもおしゃべりが止まらない」と話したのに対し、相方の岩見は「でも、裏ではライバル心も旺盛なんですよ」と打ち明けた。