11人組グローバルボーイズグループ、INIが13日、14日発売の初アルバム「Awakening」の「“覚醒前夜祭”生配信」を行った。

昨年11月のデビュー以降に発売した3枚のシングル曲に新曲5作を加えた渾身(こんしん)の12曲を収録。藤牧京介(23)は「自分たちの覚醒した姿をみせられると思います」と自信を込め、尾崎匠海(23)は2年目へ向け「より結果を出していきたいですし、第2章は第1章よりもあらためて気を引き締めて頑張っていきたいと思いました」と語った。

アルバムは8月から撮影やレコーディングを重ねて完成。17日からは4都市を回る初アリーナツアーが始まる。田島将吾(22)は現在ツアー準備のまっただ中であることを明かし「リハーサルの中で、みんなですごい量の汗をかきながらやっている瞬間が『Awakening』しているなとしみじみ感じています」と話した。

メンバーは田島、藤牧、木村柾哉、高塚大夢、松田迅がTBS系ドラマ「君の花になる」、尾崎がフジテレビ系「コンビニ ヒーローズ~あなたのSOS、いただきました!!~」に出演するなど、グループを超えた活躍も目立ってきている。最年少の松田は今年の自身の思う漢字に「初」を挙げ「初めての経験をいろいろさせてもらいました。『KCON 2022 LA』での日本人初パフォーマンスだったり、ドラマに出演させて頂いたり、うれしいです」と感謝した。

今年は雑誌ViViの「国宝級イケメン 2022年上半期」の22歳以下を対象としたNEXT部門で5位にもランクインしており「それに合うような松田迅になれるようにいきたい」と語ると、周囲のお兄さんメンバーたちからは「いつもより声のトーン下げるなよ」と総ツッコミが入り、「ちょっとカッコつけちゃった」と照れ笑いを浮かべていた。

最後はリーダーの木村が「この1年でINIの楽曲が見えてきた気がするので、2年目はそこから枝分かれした新しい音楽に挑戦していきたいなと思います」とあいさつし「2023年はいろんなところに行って、まだお会いできていないMINI(ファンの総称)のみなさんにたくさん会える年になったらいいなと思います」と力を込めた。