ジェームズ・キャメロン監督、「ターミネーター」の今後を語る

2022/12/22 08:15 Written by Narinari.com編集部

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ジェームズ・キャメロン監督が、「ターミネーター」のリブート版を「検討中」であることを明らかにした。1984年の第1弾から始まり、2019年には興行的に振るわなかった第6弾「ターミネーター:ニュー・フェイト」が公開されている同SFシリーズの今後について語った。

ポッドキャスト番組「スマートレス」に出演したキャメロン監督は、7作目のアイディアについて、こう語っている。

「もしもう1作『ターミネーター』の映画を作るなら、あのシリーズを再始動するかもしれません。それを今検討中です。でも何も決定していませんし、クレイジーな悪いロボットよりも、AI面に焦点を当てたものにしたいですね」

アーノルド・シュワルツェネッガーだけでなく、最初の2作に出演したリンダ・ハミルトンがサラ・コナー役で復帰したことから、シリーズのリバイバルと受け止められていた「ニュー・フェイト」を、キャメロン監督は「それなりに満足している」というものの、キャスティングに関しては監督のティム・ミラーと意見が衝突、キャメロン監督はシュワルツェネッガーなしで同作を作ることを拒否した一方、ミラーはサラのみの出演を希望していたそうだ。

「リンダだけでもどうにかなったし、アーノルドだけでもどうにかなったと思います。でもリンダとアーノルドを一緒に出したら、彼女は60代だし彼は70代だから、突然いつもの『ターミネーター』映画ではなくて、お父さん向けの『ターミネーター』でもなく、おじいちゃんむけの『ターミネーター』になってしまいます。私達はそれが分かっていなかった。それをとても気に入り、クールだと思っていたんです」と説明した。

キャメロン監督は1作目の「ターミネーター」、そして1991年の続編「ターミネーター2」の監督を務め、脚本も共同執筆したものの、それに続く2003年の「ターミネーター3」、2009年の「ターミネーター4」、批評家から酷評を受けた2015年の「ターミネーター:新起動/ジェニシス」には関与していない。

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