OSK日本歌劇団出身の愛瀬光と、同じくOSK出身でマルチタレントとして活動する妃那マリカが20日、大阪市北区の日刊スポーツ新聞社に来社した。昨年9月に同市中央区の道頓堀ZAZAで開催された舞台「熱き乱舞!」(主催・一般社団法人JPN dance協会)が好評だったことを受け、2月10~11日に同会場での再演が決定しておりPRを行った。

昨年9月の舞台が10年ぶりの共演だった2人。実際に同じ舞台に立ってみて「10年ぶりを感じさせない」と口をそろえた。妃那は「やっぱり同期なんだな」と感じたといい、愛瀬も「同じような仕事をしているから、違う場所でやっていたけどあまり変わりなくやれた」と話した。また、愛瀬はOSK退団直後だったこともあり、公演を見たファンから「現役の時には見られない愛瀬さんの姿をみた」といった声も多く届いたという。

今回、構成や出演メンバーに変更はないが、前回は千秋楽のみだったアフタートークショーを、登壇者も日替わりで全公演実施する。妃那は「ショーだけではなく、普段しゃべっている姿もみせられたら身近に感じてもらえる」。愛瀬も「公演にプラスアルファ付くだけでも、見に来るたびに違うトークを聞けると楽しんでもらえる」と狙いを明かした。

大阪では、25年に大阪万博も開かれる。妃那は「それに向けて(主催団体である)JPNも飛躍できたらいいな」と意気込むとともに、今公演を「和と洋がコラボすることによって、和楽器・日舞などをなかなか見ない方も興味を持ってもらうチャンスになったらいいな」。愛瀬は「なかなか違うジャンルの方の後ろで踊ることがなく、また全然パフォーマンスの仕方が違うので、そういったコラボレーションを楽しんでいただけたらな」と見どころを語った。