木村拓哉(50)が20日、都内で、ゴルフアパレルブランド「MARK&LONA」の新CM発表会に出席した。18年からアンバサダーを務めており、この日から放送の新CMでは、プロゴルファーのイ・ボミ、金田久美子、矢野東、宮里優作と共演する。ゴルフや同ブランドとの出会いを明かした。

木村は「若かりし頃は、ゴルフは絶対に自分はやらないスポーツだと自負していたんですけど、ある先輩から『これ(ゴルフ)やったら絶対お前に負けへんわ』って言われて、『今、何て言いました?』ってところからスタートしています」とゴルフを始めた経緯を説明した。「ショップに見に行ったら、『なぜこのブランド、ゴルフウエアなのにエンブレムにスカルを使っているんだろう』と思って。普通に購入していました。そこが出会いですね」と回想した。

プロゴルファーと共演した新CMについて、「プロの世界でプレーされている『MARK&LONA』を身にまとっている選手と、たまたま広告という形で参加させていただいている自分が、同じフレームに収まるのは問題ないんじゃないかなということで、今回の内容が決まりました」と話し、「同じ『MARK&LONA』身にまとうことによって、1人1人がつながることができる。それは実際にウエアに袖を通してくださった場合、そのアイテムを選んでくださった段階で皆さんも僕らとつながるということです」とアピールした。

撮影を振り返り、「まず表参道ヒルズ内のショップの中で、監督から『パターの練習を撮るのでパター一発で決めてください』とムチャぶりされて。さすがプロの皆さんは一発で決めるんですけど、自分は何回かNG出しましたね」と述懐。「葛西の練習場の撮影でも、プロゴルファーの方々と同じ列に自分が立たされて。また監督からのムチャぶりで、横1列で自分からスタートしてプロの皆さんももフルスイングする撮影をやらされましたね。非常に恥ずかしかったです」と明かし、笑いを誘った。

あらためてゴルフの魅力を聞かれ、「大先輩や同じ世代、もっと下の世代ともコミュニケーションがとれる、同じ時間を楽しく過ごせる、非常に限られたスポーツだなと思います」と答えた。さらに「誰のせいにもできないってことがやっぱりおもしろいですよね。コミュニケーションスポーツだし、昔から言われていますけどメンタルスポーツなので。そこは大きな魅力の1つかなと思います」とほほ笑んだ。

多忙なスケジュール的にも「(ゴルフに)行き続けるのは難しいんですけど」と言いつつ、「自分も(ウエアを)着ていて結果が出てないとあんまりよくないと思うので、個人的にも練習を続けていたい。ゴルフに触れていたいと思います」と意気込んだ。