演出家の宮本亞門氏(65)が27日、都内で「NESPRESSO presents Hibiya Festival 2023」オープニングセレモニーに出席した。

次世代を担うアーティスト16組が5月7日までの期間、パフォーマンスを披露する。審査委員の代表を務める宮本氏は、「私にとってこの場所というのは、ニューヨークのタイムズスクエアと同じなんです。こんな街の真ん中で青空の下、歌を歌い、踊りをする。こんなことが日本で出来ないんじゃないかと思っていた」と明かし、「それが実際、実現したというのが奇跡のような思いがあります」と語った。

「ホントに日本には才能のある人がたくさんいます。ただ日の目を浴びないことが寂しい。この場が皆さんにとって新たな出会いの場、そして皆さんにとってスタートの場となってくれたらいいです」とアピールした。

オープニングイベントでは、日本人で初めてレディ・ガガのMVダンサーとして起用された注目のダンサーIG(アイジ)と、ストリートライブを中心に世界各国で活動するジャズバンド、MASH弦楽団の2組がパフォーマンスを披露した。

審査員は代表の宮本氏の他に、ダンサーで振付師のFISHBOY、アートプロデューサーの栗栖良依氏、俳優上山竜治、日本舞踊家の花柳源九郎らが登壇した。