夫婦仲の危機がささやかれる英国のヘンリー王子(38)が、離婚を専門とする弁護士を雇ったと報じられた。ロイヤルファミリーと親交があり、王室に関する本も出版しているジャーナリストのレディ・コリン・キャンベル氏が、英GBニュースで「信頼できる5人の情報筋」からの話として、王子が数カ月前に数人の弁護士に電話をして離婚の相談をしたと明かした。

詳細については言及していないが、「しばらくの間、結婚生活に問題を抱えていたようだ」とコメント。「もし結婚生活に本当の問題があっても、実際にそう見えますが、ヘンリー王子は著書の中で自身の過去の過ちや薬物使用について赤裸々に明かしているので、そこから抜け出すのにとても苦労するでしょう」と述べている。また、王子が妻のメーガン妃から離れて一人になるためにホテルの部屋を借りていると英サン紙が報じたことについても言及し、最近は家族と暮らす米カリフォルニア州モンテシートの自宅ではなく、自宅近くのホテルやロサンゼルスの別のホテルで多くの時間を過ごしていると話した。

夫婦仲を巡っては、王室作家のアンジェラ・レビン氏もオーストラリアのスカイニュースで、距離が「遠くなり、広がっている」と述べているほか、王子の母であるダイアナ元妃の執事を10年間務めたポール・バレル氏もGBニュースに「メーガン妃に洗脳されていた王子が真実に目覚めた。今は子どものために結婚生活を続けているだけ」と述べ、将来の永久帰国の可能性に言及している。

夫妻は先月19日に結婚5周年を迎えたばかりだが、その数日前にニューヨークでパパラッチ集団に追跡されて2時間にわたるカーチェイスに巻き込まれ、あわや大惨事となるところだったと主張して物議を醸して以降、公の場に姿を見せていない。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)