EXILE TAKAHIRO(38)が12日、東京ガーデンシアターで、初のソロツアー「“TAKAHIRO 道の駅2023”~Road to EXPLORE~」を開催した。

約7000人のファンの熱狂に負けじと、オープニング1曲目は「Spotlight~光の先へ~」を披露。配信ジャケットそっくりなライティングにより、逆光の中で歌唱してムードを作った。「会場でかいですね。みなさん本当に今日はありがとうございます」とあいさつし、その後は「Love Story」「Feelings」「道」などを熱唱した。

ライブ終盤には昨年公開の「THE FIRST TAKE」で共演したハラミちゃんがサプライズゲストとして登場した。ハラミちゃんのピアノ演奏のもと「THE-」でも披露した「もっと強く」を歌唱。この日は全19曲を歌い上げて「初のソロツアーということもあり、最高のバンドメンバーとともに、かなりこだわって音作りができました。アットホームな雰囲気の中で、全ての公演が違ってみえるような、生きたライブになったと思います」と自己評価した。

アンコールでは、ソロ初となる単独での東京・日本武道館公演を9月21日に開催することをサプライズ発表した。同所は、06年9月22日に行われた最終オーディションでEXILEの新ボーカルの座を勝ち取るなど、自身にとって原点とも言える場所だ。

TAKAHIRO 度々、僕の人生のターニングポイントになった場所でもありますし、武道館でのソロライブは本当に夢でした。一度原点に返り、また新たな夢に向かって突き進んでいけるよう、EXILEの歴史とともに、EXILE TAKAHIROの今後の可能性を感じて頂けるステージにしたいです。

今年はソロデビュー10周年イヤーで、今ツアーは4月13日の福島公演を皮切りに全18都市20公演となる。各地の古着屋巡りがツアーの1つのテーマになっているといい「古着はもちろん、人とも素敵な出会いたくさんあり『また必ず戻ってきたい』と思わせるような場所ばかりでした」とここまでのツアーを振り返った。

「あっという間ですよね10年。こうやって人生をともにできることをうれしく思います」と感謝の言葉を並べたTAKAHIRO。9月6日には約6年ぶりとなるソロアルバムをリリースするなど、まだまだ活躍の場を広げる。【佐々木隆史】