中居正広(50)が12日、テレビ朝日系情報番組「中居正広のキャスターな会」に出演し、SMAPとしてデビューする前に、CHA-CHAの勝俣州和(58)をあこがれの人としていた秘話を明かした。

5人組アイドルグループのCHA-CHAは、SMAPより早い88年にデビュー。萩本欽一の番組で歌もコントもするグループとして活躍していたが、勝俣は「そのオーディションにSMAPのメンバーも来ていた」と明かし、中居も懐かしそうにうなずいていた。

勝俣は「SMAPの『アイドル共和国』という番組に歌のゲストでいつもCHA-CHAが呼ばれていたんです。歌ってステージから帰る時にいつも袖で1人の男の子が見ていたんです。それが中居くん。『いつも見ているけど何?』と聞いたら『おれ、勝俣さんみたいになりたいんです』と言われて」と、当時の交流を披露。「『早く来いよ』と言ったら、ものすごい速さで来てものすごい速さで抜かれた」と大笑いした。

中居は「覚えてます」と懐かしそう。「僕が15、16のころにあこがれて。そのとき模範にする人というのが会社の先輩にいないわけだから、目の前にCHA-CHAがいて。かっちゃんだー、勝俣さんだー、と思ってずっと見てました」。また「欽ちゃんのところでコントとかやってて。おれもベタベタなアイドルが嫌だったから、(勝俣が)面白いことをしゃべっているのを見て」とし、バラエティーもやるアイドルの形として参考にしていたことを明かした。

劇団ひとりから「王道のアイドルを目指していた時期はないんですか」と突っ込まれると「王道ですよ。僕、国民的アイドルですよ?」と爆笑していた。