坂本昌行(52)長野博(50)井ノ原快彦(47)のユニット、20th Century(トニセン)が、喫茶店「喫茶二十世紀」(きっさにじゅっせいき)を東京・渋谷区の神宮前にオープンすることが12日、明らかになった。V6のデビュー28周年記念日でもある11月1日から開店する。

かつての喫茶店文化を新しい未来へとつなぐ“ずっと在り続ける喫茶店”として、期間限定ではなく出店する。アラフィフの3人が店内のデザインからメニュー開発までこだわりを持って作った。幼少期から身近な存在だった喫茶店が少しずつ減ってきている現状を寂しく思い、文化を未来に残していきたいと思いに駆られて、21年夏から約2年かけて準備をしてきたという。

店内はアーチの形状を最大限に生かした木材など細部に昭和の色気のあるデザインをリスペクト。やむを得ず閉店した名店のインテリアを譲り受け再活用し、新しい未来に喫茶文化をつないでいくという。全27席に加えテラス席もあり、当面の間は完全予約制。店内では昭和時代の喫茶店からインスパイアされた、ナポリタンやたまごサンド、ソーダなど提供するという。