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BE:FIRSTが選ぶ初アリーナのベストシーン 映画『BE:the ONE』座談会

BE:FIRST(最上段:LEO、二段目左からSOTA、RYUHEI、SHUNTO、三段目左からJUNON、MANATO、RYOKI)
BE:FIRST(最上段:LEO、二段目左からSOTA、RYUHEI、SHUNTO、三段目左からJUNON、MANATO、RYOKI) - 写真:高野広美

 2021年にデビューした7人組ボーイズグループBE:FIRSTの初のライブドキュメンタリー映画『BE:the ONE』が8月25日より全国公開される。本作は、初の全国ツアーのライブパフォーマンスや、グループ結成のきっかけとなったボーイズグループ発掘オーディション番組「THE FIRST」、映画でしか見られない韓国で撮影したメンバーへのインタビュー、そして「Message - Acoustic Ver.-」のスペシャルパフォーマンスなどで構成。2021年8月のプレデビューから目まぐるしいスピードで快進撃を続ける彼らの歩みや素顔が浮かび上がる。BE:FIRSTとは何なのか? メンバーのSOTAJUNONSHUNTOMANATORYUHEIRYOKILEOが、映画を見て気づいたこと、記念すべき初の単独アリーナ公演となった代々木第一体育館(国立代々木競技場第一体育館)のベストシーンなど、仲睦まじいクロストークを繰り広げた。(取材・文:須永貴子)

【動画】BE:FIRSTインタビュー撮影裏に密着!

BE:FIRSTにとって代々木第一体育館のライブとは何だったのか?

映画『BE:the ONE』より(C)B-ME & CJ 4DPLEX All Rights Reserved.

Q:映画の中で、代々木第一体育館(以下、代々木)でのライブが1つの転換点として描かれています。改めて、どんな経験でしたか?

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RYUHEI:僕たちはライブを重ねるごとに成長を実感してきたんですけど、代々木でのライブは初めてのアリーナだったので、やはり覚悟が違いました。今までに感謝してパフォーマンスするだけじゃなくて、僕たちが届けていく音楽をこれからも見てほしいという意味合いがすごく強かったと思います。

MANATO:去年フェス(「SUMMER SONIC」「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」など)などで“外”のライブをたくさん経験させてもらったからこそ、ホールツアーで“BE:FIRSTのライブ”の基盤がすごくできたと感じていて。RYUHEIも言ってくれましたけど、ツアーの最後にアリーナをやることで、ホールとは全然違う距離感や規模感を肌で感じることができました。この経験を、例えばアリーナでやるフェスなどに活かせるんじゃないかなと思っています。

メンバーが選ぶベストシーン

(C)B-ME & CJ 4DPLEX All Rights Reserved.

Q:代々木でのメンバーのベストシーン、印象的なシーンを挙げていただけますか?

SHUNTO:RYOKIの、最後の決め台詞で星になるところです。

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SOTA:台詞の入り方が、伏線みたいな感じで。

RYOKI:(映画の)最初と終盤の方に僕の台詞が出てくるんです。SOTAとかけあいをする形で。後半、しばらく僕が映らない時間帯があって、「あれ、寂しいな、俺もBE:FIRSTなのにな(笑)」って思っていたら、最後に僕がドーンと出てきて、一言喋って、キラーンと消えていくんですよ。星になりました(笑)。

SHUNTO:人が星になる瞬間ってないですから、カッコいいですよね。俺も星になりたいです。

SHUNTO以外:アハハハハ。

RYOKI:MANATOはパフォーマンス中の表情です。パフォーマンスにおける表現方法に彼なりに悩んできたと思うんです。その葛藤を経たからこその最新のMANATOがアリーナで開花しました。僕が出ていない「Softly」(JUNON、MANATO、RYUHEI、LEOによる楽曲)のパフォーマンスをこの映画で見られて、強烈なインパクトがありました。ビートもかっこいいし。

MANATO:ビートは俺じゃなくて、曲の良さだから(笑)。「Softly」は(マイク)スタンドを使うバラードなので、目線や手の動きにカメラのフォーカスが合うんですよね。確か最後の方でRYUHEIの手が映るんですけど、指がめっちゃきれいでした。指先の表現からも伝わるものがあって。

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SHUNTO:長いしね。指も背も。

JUNON:「背が長い」(笑)。

MANATO:曲に対する表現が細かいところまで行き届いていて、改めてRYUHEIの凄さを感じました。大画面で見てほしいです。

RYUHEI:LEO君は、「Bye-Good-Bye」前のMCがものすごく印象的です。本編には入っていないんですけど……。

SHUNTO:あそこ、マジで泣けます。

RYUHEI:LEO君の言葉は、BE:FIRSTのメンバーが持っていないような例え方をするんですよね。(RYUHEIをじっと見つめるLEOに)すっごい視線を感じるんですけど(笑)。「タイムマシンはないけれど」っていう、LEO君が日頃思っていることを、毎回ものすごい熱量で語っていて。代々木ではそれが特に強かった印象でした。

SHUNTO:タイムマシンという表現がLEO君らしい。

SOTA:LEO君はファン一人ひとりを大切にしてるから、MCの言葉は毎回変わるけど、伝えたいことがぶれない。それができるLEO君が本当にすごいなと思います。

LEO:ありがとう。嬉しい。SOTAは、出てくる言葉やパフォーマンスに嘘がないし、自分が言って欲しかったことや、思っていたけれど言葉にならなかったものを代弁してくれるんです。僕らが心の隅に置いていたものを、BESTY(※BE:FIRSTのファン名)に届けてくれたりもする。SOTAが言うから説得力が出る言葉を、この映画の中でも伝えてくれているので、そこも見どころだと思います。

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SOTA:ありがとうございます。

LEO:(大御所風に)おお、ええで(笑)。

SOTA:JUNONはやっぱスタイルがいいんで。

RYUHEI:外見?(笑)

SOTA:ステージに一緒に立ってるとわからないけど、大きなスクリーンで見るとやっぱりスタイルがいいなと改めて思いました。

JUNON:ありがとうございます(笑)。

SOTA:ここから真剣に褒めますけど、いい意味で裏と表が変わらない。気合を入れすぎない、このゆったりした雰囲気が魅力ですよね。その落ち着きから、スッとステージに上がるところが映っているので、楽しみにしてほしいです。

JUNON:インタビューで「ステージに上がる寸前はすごい緊張する」って言ってるところが使われているけど、緊張していないように見えるのであれば、それはある種の才能ですね(笑)。

SOTA:目がずっと変わらないからかな。JUNONの手の震えが映画館の4DXで体験できたら面白いけど(笑)。

JUNON:SHUNTOは曲ごとにちゃんと見せ場を作っているなと思います。「Milli-Billi」が特にわかりやすいんですけど、SHUNTOを見ていると飽きないです。

SHUNTO:(笑顔でJUNONに向けて親指を立てる)

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RYOKI:なんか、俺に関しては星になった事実しかなくない(笑)?

JUNON:一番いいじゃん。映画として一番インパクトがあるシーンってことなんだから。俺なんて褒められたの、身長(笑)。

RYOKI:そっか。SHUNTO、ありがとう(笑)。

映画『BE:the ONE』を観たからこそ気づいたこと

舞台裏も!(C)B-ME & CJ 4DPLEX All Rights Reserved.

Q:映画『BE:the ONE』を観て改めて気づいたことはありますか?

RYUHEI:BESTYのインタビューにものすごく感動しました。

SHUNTO:本当に。BESTYの生の声を聞ける機会があまりないので、BESTYがいてくれることの大切さをライブと違った形で知ることができて“くる”ものがありました。BESTYの存在が音楽を続ける一つの意味でもあるなと改めて思いました。

SOTA:みんなでライブを考えているときは、プライベートの空気感で楽しく話しているつもりだったんです。それをこうして客観的に見ると、やっぱり表情が真剣だし、話の内容が濃い。ドキュメンタリーなので何一つやらせのない中で、ライブに向き合う真剣さが映像に自然に映っているなという発見がありました。

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RYUHEI:インタビューは意外な質問が多かったので、ちょっとユーモラスな部分も出ているかなと思います。

SOTA:みんなの本音も出ているなと思いました。けっこう大胆なことや、踏み込んだ発言もしています。

JUNON:「Shining One」(※プレデビュー曲)は自分たちと一番つきあいの長い曲なので、映画として見ると新鮮で、嬉しくて、不思議な感覚になりました。

LEO:僕はこの映画で、映画に出るという一つの夢が叶ったんです。もともと映画館で働くくらい映画好きだったので、自分たちが出演する映画が公開されること自体がすごく嬉しいです。絶対にありえないことはないんだなと、改めて思いました。

(C)B-ME & CJ 4DPLEX All Rights Reserved.

Q:映画が公開されてからの、BE:FIRSTの展望は?

RYOKI:未知数です(笑)。僕たちがこの数年で見据えている、どこでライブをやりたいといった目標はもちろんありますけど、逆に未知数だからこその面白さもあると思うんです。自分たちの音楽を発信し続けるという根本を変えないまま過ごしていけば、その過程の中で周りの人を巻き込んで、挑戦できることが自然に増えていく。それは多分結果論だと思うので、あくまで僕たちのやることは変わりません。

 座談会では互いにツッコミを入れつつ、ワイワイと語り合う。その一方で、自分たちの映画が公開されることに関して、誰一人浮足立つことなく、落ち着きを持って受け止めている印象を受けた。RYOKIの表現を借りるならば、彼らにとってはこのライブドキュメンタリー映画も、この2年の軌跡を提示する「結果論」だからだろう。

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