ダンスボーカルグループTRFのSAM(61)がスポーツジム「ティップネス」とコラボしたオンラインフィットネス「DISCONESS(ディスコネス)」の大ヒット御礼トークショーが19日、都内で100人を集めて行われた。

第1弾はアース・ウインド&ファイアー「ブギー・ワンダーランド」に合わせて、SAMが振り付けた。

黒シャツに白のスーツで決めたSAMが登場すると、会場は歓声に包まれた。「発売記念ですから。ジョン・トラボルタを意識してきました」と笑顔を見せた。

第1弾にはアース・ウインド&ファイアーを選んだ理由について「僕はディスコの入りがアースだったんで。ディスコネスはディスコダンスとフィットネスをミックスしたもので、昔のディスコのステップ、ポーズを感じさせるものに今風のものを入れつつ、難易度を感じさせるものにしました。ダンスだけでなく、ストレッチや筋トレもしっかり入っている。最高の健康法は“自分の身体を自分で動かすこと”」と話した。

アース・ウインド&ファイアーについては「本当にかっこいい。フィル・ベイリーとモーリス・ホワイトの野太い声とファルセットの独特の歌声。『宇宙のファンタジー』なんか本当にかっこいいと思います。第2弾は『セプテンバー』がいいかな」と、その魅力を分析した。

SAMが初めてディスコに行ったのは高校1年の時。渋谷にあった「ブラックシープ」という店だった。「サークルの真ん中で踊っていた人がメチャクチャかっこよくて、俺もああなりたいと思いました」と振り返った。

その後は、新宿歌舞伎町のディスコに通い詰めた。「高校は“歌舞伎町高校”です。どこかの常連になろうと思って『ニューヨークニューヨーク』というオープンしたばかりの店に通い詰め。常連中間と『ミッキーマウス』というダンスチームを作りました。メンバーがいろいろな大会で優勝するチームで、レギュラーが7人なんだけど取り巻きが30人もいました。深夜1時に『ニューヨークニューヨーク』が閉まると、30人で移動して朝まで踊っていました」と話した。

ディスコに通い詰めてはいたが、ストイックでもあった。「ディスコでは酒は飲まない、女の子をナンパするのは邪道だと思っていました。変な青春、ちょっと公開してます(笑い)」。そして「ディスコに入ったら、まずバイキングを食べる。そして踊って午後9時くらいに食べて、一晩中バイキング。僕はバイキングで育ちました」と笑った。

会場に集まった同年代の“ディスコ世代”と一緒にステップを踏んだSAMは「次はもっと大きな会場でディスコパーティーみたいな“オフ会”をやりたいですね」と話した。