X JAPANのYOSHIKIが5日、初監督を務める音楽ドキュメンタリー映画「YOSHIKI:UNDER THE SKY」(8日公開)ジャパンプレミアに、共演のHYDEと出席した。

YOSHIKIが世界のアーティストをプロデュースし、アレンジした楽曲でコラボレーションする軌跡を追った作品。日本からはHYDE、SUGIZO、SixTONES、海外からはザ・チェインスモーカーズやサラ・ブライトマンら10組が参加し、迫力のライブ映像が展開する。

コロナ禍で制作が始まり「いろいろありましたが、この日を迎えることができました」と笑顔。壇上では「監督」として紹介されると「緊張するんだけど」と苦笑し、「プロデュースもするので監督という意識はない。作品をいいものにするために指揮を執らせてもらいました」と語った。

映画の完成に3年を費やした。YOSHIKIの完璧主義ぶりをよく知るHYDEは「よく(完成まで)3年ですみましたね。10年くらいかかると思ってた」と笑うと、YOSHIKIも「僕も10年と思ってた」と同調。HYDEは、世界的なアーティストとのコラボをまとめ上げた手腕についても「非現実的なことを無理やりできちゃう。そんなことができる人は日本にYOSHIKIさんしかいない」と感嘆すると、YOSHIKIは「ファンの皆さんの支えがあるから“爆走”できます」と笑顔を見せた。