元V6の三宅健(44)が、TOBE所属後初のデジタルシングル「Ready To Dance」を22日に世界配信することが16日、分かった。同日、公式YouTubeでMVのティザー映像も解禁された。

三宅が好きだというR&BシンガーのSIRUP(シラップ、36)が作詞・作曲したダンスナンバー。「TOBEの所属アーティストとして初の新曲は、ずっと好きで聴いていたSIRUPさんに制作していただきました。彼の持つジャンルレスでボーダーレスな音楽に引かれ、ラブコールを送っていたら、今回コラボレーションが実現しました」と語った。

さらに「甘いシロップのようなメロディーに僕の思いをくんでくれた歌詞を乗せて。聴いてくれたみなさんがきっと、何度も聴きたくなる、そんな楽曲に仕上がっています。病みつきになること間違いなしです」と自ら太鼓判を押した。

歌詞には「不安など今更だと笑ってよ」「塗り替えてこう これから何度でも」など、前向きなワードが並ぶ。「大人になるとしがらみや、いろいろな制限が生まれるけれど、そんなものをはねのけて、自由に歌い踊ってほしい。そして、自分自身も自由に歌い踊り続けたいという思いを楽曲に込めました」と続けた。

ジャケットは赤をバックに黒字の崩した字体で「Ready To Dance」と刻まれている。「ジャケットのタイトルは制限のない子どもに書いてもらいました」と意図を説明した。

最後に三宅は「SIRUPさんの作る楽曲が僕の日常に寄り添ってくれるように、この楽曲も誰かの日常に寄り添えたら幸せです」と語った。TOBE創業者の滝沢秀明氏(41)も「このたび、三宅健が新曲をリリースする事が決定いたしました。芸歴も長くこれまでさまざまな事にチャレンジしてまいりましたが、そんな三宅の新たな魅力を引き出す楽曲が完成いたしました。三宅のいつまでも誰にも負けない気持ちで、作品に挑む姿勢は本当に尊敬しております。ぜひ、皆さまにはこれからも挑戦者である三宅健の活動へ注目して頂けましたら幸いです」とエールを送った。

三宅はジャニーズ事務所所属時代、「V6」として活動し、21年11月1日に解散。その後のミニアルバム「NEWWW」を同年10月5日に発売し、ソロデビュー。今年2月には、5月2日をもってジャニーズ事務所を退所すると発表。三宅の44度目の誕生日となる7月2日に「TOBE」加入を公式YouTubeの生配信で発表した。