U2がイスラエル音楽フェス犠牲者へ悼歌、“歌詞変更”した楽曲捧げる

2023/10/11 08:35 Written by Narinari.com編集部

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ロックバンド・U2が、イスラエルの音楽フェスティバルの犠牲者に追悼の意を表し、歌詞を変更した同バンドの楽曲「プライド」を捧げた。

10月7日、イスラム組織ハマスが、ガザ地区とイスラエルの境界近くの砂漠で開催されたスーパーノヴァ・フェスティバルを襲撃、参加者260人以上が殺害された。同エレクトロニック・ミュージック・フェスティバルは、9月29日(金)から10月6日(金)まで1週間続いたユダヤ教の祝日「スコット」に合わせて開かれていた。

米ラスベガスのアリーナ、スフィアで公演を行っていた同バンドのボノは10月8日、2003年の同ヒット曲を「イスラエルのスーパーノヴァ・スコットのフェスティバルで歌っていた僕らの兄弟姉妹たち」に捧げた。

「僕らの仲間、僕らのような人たち、音楽の人たち。遊び心のある、実験的な人々。僕らと同類の人々。彼らのために歌うんだ」
「イスラエルとガザで起きたことを考えると、非暴力についての歌はいささかばかばかしく、滑稽にさえ思えるが、僕たちの祈りはいつも平和と非暴力のために捧げられてきた」
「僕らの気持ちや怒りは、それがどこに向けられているか分かっているよね。だから、一緒に歌おう。あの音楽フェスティバルいた美しい子たちと共に」

ボノは、アメリカの公民権運動指導者マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの死について歌った1984年リリースのオリジナル歌詞を修正し、代わりにハマスの攻撃に言及、「早朝、10月7日、砂漠の空に太陽が昇る、ダビデの星、彼らはあなたの命を奪ったが、あなたの誇りは奪えなかった」と歌い上げた。

U2のみならず、これまで、ナタリー・ポートマン、ガル・ガドット、マドンナなど、数多くのスターやアーティストが同襲撃について発言している。

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