絵画や音楽で独自の活動を展開する「COOKIE」ことお笑いコンビ・野性爆弾のくっきー!(47)と、老舗綿布商「永楽屋」がコラボする「京都国際映画祭2023コラボレーション新作発表会」が13日、京都市中京区の細辻伊兵衛美術館で行われた。くっきー!が急な体調不良のため会見を欠席し、同映画祭でアートプランナーを務めるおかけんた(62)が代理でコラボ企画を説明した。

くっきー!の新作が老舗によって手ぬぐいとして商品化される。14代目当主を務める細辻伊兵衛氏は「こんな手ぬぐい初めてです。くっきー!さんに手ぬぐいのデザインをお願いするのは無理だと最初はあきらめていたんですが、引き受けてくださって。パワフルな中にも繊細さが光る作品をいただきました」と喜んだ。

けんたは「現代美術のアートをモチーフにした手ぬぐいは多く見ますが、今回はすごいものになります」とワクワク感でいっぱい。

作品名は「地球社長海外(うみはず)し」。年明けにも商品化の計画が明らかになる予定で、手ぬぐいの価格は「3000円以上になりそうです」と細辻氏。

新作を含むくっきー!作品の展示は15日まで、同美術館で行われる。

また8月に漫才の相方おかゆうたさんを脳内出血で失った(享年61)けんたは「今思い出しても涙が止まりません。(ゆうたさんには)20代の息子さんがいて、また親子そっくりで、葬儀では息子さんの姿を見て、みな泣いていました」と心情を打ち明けた。