TOKIO松岡昌宏が主演するテレビ朝日系ドラマ「家政夫のミタゾノ」(火曜午後9時)の第4話が31日に放送され、平均世帯視聴率が6・7%(関東地区、速報値)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・0%だった。

前回の世帯は8・0%、個人は4・8%だった。

大柄な女装家政夫の三田園(松岡)が、派遣された家庭の内情をのぞき見し、秘密を暴くことで再生へと導いていく。16年に金曜深夜の「金曜ナイトドラマ」枠で誕生し、人気作として定着。第6弾で初のゴールデン帯放送となった。共演はHey!Say!JUMP伊野尾慧、桜田ひよりら。

◆第4話のあらすじ

ホテルやレストランなどを経営する天宮グループの社長・天宮雄一(伊武雅刀)宅へ派遣された三田園薫(松岡昌宏)と村田光(伊野尾慧)、矢口実優(桜田ひより)。天宮家の令嬢・天宮麗美(佐津川愛美)は、番組やネットで話題に上がるたびに会社の株価も上がるので、「株価を動かす令嬢」と呼ばれていた。

美人で謙虚な社長令嬢--ネット周辺ではそんなイメージの麗美だったが、三田園たちが訪れた先で見たのは傲慢(ごうまん)で高飛車な、世間のイメージとは正反対の麗美の姿だった。なんとか麗美に見合った相手と結婚させたい、という雄一の願いむなしく、麗美は「そんな男が私と釣り合うはずがない」と一向に取り合わず。家を訪ねてきた和菓子チェーンの若き社長、「こしあんの貴公子」こと橘虎彦(西銘駿)にもまったく興味を示さないのだった。

麗美から押し付けられた無理難題を軽々と解決してみせた三田園にも、麗美は「私とお父様の命令は絶対。少しでも粗相をしたらクビ」と強気の宣告。そんな麗美だったが、配達にやってきた鮮魚店「ととの屋」の舟木啓介(松倉海斗)にだけは様子が違い…?

麗美の部屋をのぞき見た三田園は、麗美と啓介が「幼馴染」であることを察知。光と実優も、麗美が結婚を断り続けているのは、長い間啓介に片思いをしているからだと推測する。

しかしひょんなことから啓介に親密な女性・真緒(寺本莉緒)がいることを知ってしまった麗美は、三田園に「あの男を私にもう一度振り向かせなさい」と命令。啓介と真緒を食事会に招待し、高級な食事とマナーで真緒にマウントを取ろうとする。

そんな中、真緒に「麗美さんはお付き合いをされている方はいらっしゃるのですか?」と聞かれた麗美は、精いっぱいのみえを張り、偶然やってきた虎彦のことを「フィアンセ」と紹介してしまう。さらに、そのことがネットニュースに載ってしまい株価が上昇! 大喜びの父・雄一を見た麗美は本当のことが言い出せず…。

染み付いたプライドのために素直になれない麗美に、三田園はある策を仕掛ける。