女性5人組ダンス&ボーカルグループ「FAKY」が、来年1月13日をもって活動を休止することが19日、公式ホームページで発表された。

発表では「2024年1月13日をもちまして、FAKYはグループとしての活動を休止することをご報告させていただきます」と報告。15日に発売しているEP「Departure」のほか、来年1月13日には集大成のラストライブ「DEPARTURE」をKT Zepp Yokohamaで開催。メンバーのLil'Fang、Mikakoはグループを卒業し、Akina、Hina、Takiに関しては個人の活動を中心に行っていくという。

「メンバーの卒業や加入を経て、新体制での活動を行って参りましたが、活動10年という節目を迎えた中、グループ活動の在り方について、メンバー・スタッフ間で何度も話し合いを重ね、メンバーそれぞれの人生と、新たな夢やチャレンジに向かう彼女らの背中を押すことといたしました」と活動休止の理由も説明し「2013年の結成より、10年間、これまでFAKYをご支援くださった関係者の皆さま、そして応援してくださったファンの皆さまには心より感謝申し上げます」とした。

メンバーもそれぞれコメントを発表。Lil’Fangは「10年間応援してくださった方々、そしてFAKYのこれからを楽しみにしてくださっていた方々には本当に感謝の気持ちと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。ここで全ての気持ちをお伝えするのは難しいので、これからあるイベントや関われる機会のなかで誠心誠意、全力で、みなさんと向き合っていきたいと思っています。FAKY MANIAのみなさんと最後まで一緒に歩んでいきたいです。私たちのこれまで、そしてこれからを体現できるようなステージを届けたいと思っているので1月13日のワンマンライブに足を運んでいただけたらうれしいです」。

Mikakoは「FAKYとして活動をしてきた10年間で感じたことや経験したこと、出会えた方々、私にとってかけがえのない大切なものばかりで、FAKYは私の人生そのものでした。たくさん悩んで、たくさん泣いて、たくさん笑った10年。味方でいてくれて、支えてくれたファンの皆さん、本当に、本当にありがとうございます。どんな時も皆さんがいてくれたから私は心強かったです。何度でも言わせてください。心からありがとう」。Akinaは「それぞれの未来に向けて、5人で話し合い、新しい挑戦をする決断をしました。私たちにとっても、Akinaとしても、新たな始まりになります。ですが、これからもFAKYの音楽や愛は消えることはなく、メンバーやファンの皆さんとの絆は形が変わっても繋がっていると信じています」。

Hinaは「私たち5人は家族のように、家族以上に、ほとんどの毎日を一緒に過ごし、たくさんの場所へ行き、たくさんのステージに立ち、幸せな時間も、苦しい時間も、どんな瞬間も5人で過ごしてきました。いつでもメンバーが隣にいてくれたから、私はステージに立つことができていました。私にとってFAKYメンバーはこれからもずっと大切な存在です。そんなメンバーと何度も話し合って決めたこの新たな出発を見守っていただけたら幸いです」。Takiも「この決断は決して簡単なものではありませんでしたが、これから先、見たい景色や場所がまだまだあります。どんな未来が待っているのか正直わかりませんが、この先、支えてくださった方を後悔させないように、これまで私が皆さんからもらった数えきれないほどの恩と感謝をしっかりと返していけるように、ひたむきに努力していきたいと思います」とそれぞれコメントした。