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門脇麦&永瀬廉&大森南朋、日テレ1月期ドラマで共演 自閉スペクトラム症の料理人と生きづらさ抱える人々描く

永瀬廉、門脇麦、大森南朋
永瀬廉、門脇麦、大森南朋

 日本テレビ系の来年1月期日曜ドラマ枠(2024年1月スタート、毎週日曜日 22:30~23:25)で、門脇麦主演の「厨房のありす」が放送されることが明らかになった。門脇演じる自閉スペクトラム症の料理人をはじめ、生きづらさを抱えた人々を描くオリジナル脚本のストーリーで、永瀬廉King & Prince)が主人公の店にバイトとして転がり込む謎の青年に、大森南朋が主人公の父でゲイの大学教授にふんする。

【画像】門脇麦&キンプリ永瀬廉&大森南朋ソロビジュアル

 「料理は化学です」が口癖の主人公ありすを演じるのは、1月期の「リバーサルオーケストラ」に続く日テレドラマ主演となる門脇麦。自閉スペクトラム症の特性から、頑固でこだわりが強く、人とのコミュニケーションは苦手。しかし、驚異的な記憶力の持ち主で、特に大好きな化学においては膨大な知識を持ち、食材の栄養素や調理工程の化学変化の知識から、それぞれの客に合った、おいしくて癒やされる“やさしいごはん”を作り出す。

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 そんなありすの料理店「ありすのお勝手」にバイトとして転がり込む酒江倖生(さかえ こうせい)役に、現在主演映画『法廷遊戯』が公開中の永瀬廉。一見、すれていて無愛想な倖生だが、根は心優しく、ありすの行動や言動に戸惑いながらも、徐々に寄り添い、支えるようになっていく。永瀬の日テレドラマ出演は、2022年7月期放送の主演作「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」以来となる。

 ありすの父・八重森心護(やえもりしんご)を演じるのは、放送中の大河ドラマ「どうする家康」の酒井忠次役も話題を呼び、北野武監督の映画『』が間もなく公開される大森南朋。心護は有機化学を教えるゲイの大学教授。3歳でありすを引き取り、深い愛情で育ててきた。なお、大森は永瀬主演の『法廷遊戯』にも名を連ねており、日テレドラマへの出演は2002年1月期の「続・平成夫婦茶碗」以来、22年ぶりとなる。

 幼い頃からありすを守る元ヤンの親友(俳優未発表)を含め、彼らが「もっと要領よく、うまく、生きていけたらいいのに」という想いを抱えながらも明るく支え合い、絆を育んでいくとともに、25年前に心護がありすを一人で育てることになった理由や、突然店に現れた倖生の目的などが明かされていく。

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 脚本は、ドラマ「伝説のお母さん」(2020・NHK)や「純愛ディソナンス」(2022・フジテレビ系)、「青野くんに触りたいから死にたい」(2022・WOWOW)などの脚本を手掛け、『そばかす』などで映画監督としても活躍する玉田真也。演出を、映画化もされたドラマ「あなたの番です」(2019・日本テレビ系)や今年4月期の「Dr.チョコレート」(日本テレビ系)などの佐久間紀佳らが務める。

 門脇、永瀬、大森、プロデューサーのコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)

門脇麦

 私自身も大好きなお料理がたくさん出てくるドラマです。私が演じるありすは自閉スペクトラム症でコミュニケーションを取るのは苦手だけど料理で人と繋がりたいと、不器用ながらに一生懸命な女の子です。料理を化学式で説明するシーンも多く、恐らく噛みまくってしまうのではないかと今から危惧しているほどセリフが少しややこしそうです。でも、脚本家の玉田さんが紡ぐ、どうしたってほっとしてしまうセリフや、胸が温かくなるストーリーが冬にぴったりの、心がほっこりするドラマになるのではないかと今からワクワクが止まりません。永瀬さん、大森さんをはじめとするキャストスタッフの皆様と良い作品にすべく日々邁進したいと思います。皆様にも優しさがじんわり伝わる作品になりますように。

永瀬廉

 昨年の「新・信長公記」に続いて、また日曜ドラマに出演できるのが嬉しいです。僕は全く料理をしないのですが、台本を読んで、“化学”という目線で料理を捉えているのが、とても新鮮でした。たくさんの料理が登場するので、撮影中はドラマの料理だけでおなかいっぱいにできそうで、楽しみです(笑)!僕が演じる倖生は、ありすの元に住み込みバイトとして現れるミステリアスな青年。人との距離の取り方が不器用で、不愛想に見られがちな感じですね。僕も結構、人見知りですが本当は寄り添いたいタイプ(笑)。でも、寄り添いたい気持ちが相手にうまく伝わらなかったりするところが、倖生と似ているかもしれないです。初めてご一緒する門脇さん、一度共演させて頂いている大森さんとのお芝居を、そして美味しい料理を、精いっぱい楽しみたいと思います! 温かい気持ちになれてクスッと笑える作品ですので、倖生はなぜ、ありすの元にやって来たのか? という謎に注目してもらいつつ、皆さん楽しみにお待ちください!

大森南朋

 このドラマはユニークな角度から、様々な特性を持った人たちに踏み込んでいくお話です。“化学者でゲイ”という役柄は、自分とは異なる部分も多くありますが、人間的に持っている大きく深い部分での共通点を大切に演じていけたらと思います。ドラマに出てくる料理も楽しみにしていてください! 料理は普段あまりしませんが、食べる方では、サバの塩焼き、お蕎麦などが好きで最近はヘルシー路線です。強いて言うなら得意料理は餃子。といっても包むことに特化しているので、これを料理と呼んでよいものか分かりませんが(笑)。素晴らしい面白いキャストが集まっています。このメンバーでどんな化学反応を起こせるか、とてもワクワクしています。色々な謎が途中で明かされていくところも大きな見どころになりますので、ぜひ楽しみにしていてください!

プロデューサー鈴間広枝

 ありすという難しい役もきっと繊細にキュートに演じて下さる!と信じてやまない大好きな門脇麦さん。かっこよさと儚さをはらむ倖生に、華があるのに影もある唯一無二の空気をまとう永瀬廉さん。そして、ありすを包み込む大きな愛の人・心護に、おだやかな包容力のあるお芝居が魅力の大森南朋さん。こんなに素敵なキャストの皆さまにご参加頂き、撮影が待ち遠しいです! 自閉スペクトラム症の主人公、セクシャルマイノリティの父親が登場する本作。制作にあたり、たくさんの当事者の方々、ご家族、医療・福祉関係の皆さまが取材にご協力下さいました。本当にありがとうございます。共通する想いは「ちゃんと知ってほしい」ということ。その想いを大切に、脚本の玉田真也さんと、素晴らしいキャストの皆さまと共に、スタッフ一同、1シーン1シーン丁寧に制作して参ります。そして、この物語は、けっして特別な世界のお話ではありません。仕事、恋、子育て、対人関係やコンプレックスに悩むすべての方へ。ありすと彼女を取り巻く人々の生き方や言葉たちが、心のカサカサやチクチクを、少しでも癒やすお手伝いができたら。また、秘密を抱えた登場人物たちの人間関係も見どころになりますので、ミステリーとしても存分にお楽しみ頂ける作品にいたします! ひとりでも多くの方に受け取って頂けたら幸いです。

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