大みそかのNHK紅白歌合戦に35回目の出場を決めている演歌歌手坂本冬美(56)が来年2月21日に新曲「ほろ酔い満月」を発売すると12月21日、発表した。 これまで、忌野清志郎や細野晴臣とのユニット「HIS」での活動や、中村あゆみが提供した「アジアの海賊」、桑田佳祐が書き下ろした「ブッダのように私は死んだ」のロックカラーの楽曲など、演歌以外の楽曲にも果敢に挑戦してきた坂本。今回は80年代テイストの曲に初挑戦して新境地を開く。

作詞が田久保真見氏、作曲が杉本眞人氏で「大人の恋のかけひき」を描いている。また、ジャケット写真は妖艶なドレス姿で、着物以外は「人時 ひととき」(12年発売、コート姿)以来、12年ぶりとなる。

坂本は「私が10代の頃に聞いていた歌謡曲の雰囲気を、令和のテイストで杉本先生によみがえらせて頂きました。あの頃のように誰もが口ずさめるメロディーに、田久保先生のちょっぴり怪しげで刺激的な歌詞を乗せて、どことなく懐かしく、そして新しい流行り歌になるよう、大切に歌わせて頂きます」とコメントしている。