シンガー・ソングライターmiletが、21日放送のNHK総合「SONGS 紅白スペシャル」(午後10時)に出演。紅白歌合戦初出場の舞台裏で起きていたハプニングを明かした。

miletは19年にデビューし、20年にデビュー曲「inside you」で紅白初出場を飾った。歌唱の瞬間を「歌う5秒前に歌詞全部飛んで」と明かし、「何回も何回も歌ってきた曲が飛んで、真っ白になって。歌が始まる5秒間の間に『あ、終わった』『歌手終わりだな』『ハワイとか行こうかな』まで考えるくらい」と心境を振り返った。

また「『来年ハワイかな』『キャリア終わり』と思ったら、口と体が勝手に動いて歌は歌えていて」と事なきを得たが、体感では一瞬で終了。プレッシャーは相当なものだったようで「人生で初めて腰抜けて、ホッとして涙出て、スタッフに担がれて退場」と語った。

初出場では緊張のあまり歌詞が飛んでしまったが「2年目は飛びたくないと思って、ちょっとだけ書きました」と、カンペ代わりに手にこっそり歌詞を書いたと報告。パフォーマンス時に目立つ手のひらではなく、指の間に書いたといい、今年白組歌手として初出場する番組MCの大泉洋に「オススメです」と話していた。