THE ALFEEが23日、バンドとしては初の日本武道館100回公演を達成した。

高見沢俊彦(69)がアンコール1曲目「LONG WAY TO FREEDOM」で、ワイヤを使って5メートル以上跳び上がり、宙乗りで歌うスペシャルな演出で沸かせた。マントをイメージしたシルバーの衣装で、両手を大きく広げると、歓声が上がった。

トークでは、高見沢が「みんなとともに100回目の武道館!」と喜び「これからもゆっくりと自分たちだけの道を歩んでいこうと思います」と話した。

坂崎幸之助(69)は83年の初武道館を振り返り「早かった」としみじみ。高見沢が「じゃあ200回もあっという間じゃない?」と返して、観客を喜ばせた。

桜井賢(68)は「やっぱり積み重ねですね。みんなの力だよね。ありがとう! 一緒に喜びましょう」と呼びかけた。

新曲「鋼の騎士Q」や「星空のディスタンス」などアンコールを含め17曲を披露し、武道館から記念に100本のバラを贈られた。冬恒例の公演は24日も同所で、29日に大阪城ホールで開催される。

THE ALFEEは83年8月に初武道館公演を行い、以降はほぼ毎年、冬の時期に公演を行ってきた。

日本人アーティストで武道館公演100回超えは矢沢永吉、松田聖子に次ぐ3組目。