EXILE TRIBEの“四男坊”、THE RAMPAGEが24日、新潟・朱鷺メッセで全国ツアーのファイナル公演を行った。

今年5月から9都市25公演で自身最多の28万人を動員してきた締めくくりだ。16人は黄色い大歓声に包まれながらセンターステージに登場。1曲目の「16BOOSTERZ」のイントロが流れる中、ボーカル川村壱馬(26)の「アー ユー レディー!」の熱い呼びかけで幕を開けた。

3曲目「SWAG&PRIDE」では川村が「行くぞ、てめぇーらっ」と激しくシャウト。主演映画「HiGH&LOW THE WORST」(19年)の決めぜりふでファンを鼓舞して盛り上げた。

クリスマスイブならではの特別な演出も盛り込んだ。ファン投票1位の人気曲「Can’t Say Goodbye」はシットリとしたクリスマスアレンジに変え、カバー曲「LAST CHRISTMAS」も加えて聖夜の甘いムードを醸し出す。記録と記憶に残るステージは32曲を披露し約3時間で幕を閉じた。

14年に結成し、17年1月に「Lightning」でデビュー。今年8月に発売した新曲「Summer Riot~熱帯夜~/Everest」が初のオリコン1位を獲得するなど着実に成長を遂げてきた。

来年は結成10年の節目。リーダーの陣(29)は「EXILEの重みを背負っている。誇りを胸に来年も走りたい。絶対に負けねぇ」と気合十分だ。英語で「暴れ回る」を意味するグループ名を体現し、さらに高みを目指す。【松本久】