お笑いコンビTKOの木本武宏(52)木下隆行(51)が11日までにコンビのYouTubeチャンネルを更新。ダウンタウン松本人志(60)の活動休止発表を受け、思いを語った。

2人は芸人になる以前からダウンタウンの大ファンで“追っかけ”をしていたことも公言しており、今回の動画でもその当時のエピソードを披露。木下は「今の(お笑い界の)ルーツは全部ダウンタウンが作ってる。この方々がおらんかったら今、ここまで日本は盛り上がってないんじゃないかって思うくらい、お笑いという文化を作りはった」と、ダウンタウンから受けた影響や思いの丈を語りつつ、松本の活動休止に「こういうことが起きたときに、やっぱり『これからどうなって行くんやろう』って、一お笑い芸人としては道を見失ってしまうのは嫌だなと思う」と話した。

木本は「衝撃というかショックを受けてて、どうなるのか行く末を知りたい。こればっかりはどちらかの方を『こうでしょ』って言う立場にもないし、俺らは(松本に)お世話にもなってきてるし、お笑い界全体のことを考えている人やから、ただただショックで凹んでるっていうのが正直なところ」と話し、「いつかまたテレビに戻ってきていただけることをただただ望むという状態です」と心境を明かした。

松本をめぐっては、昨年12月27日発売の「週刊文春」が15年の一般女性への性的行為強要疑惑を報じたが、所属吉本興業は同日、報道を完全否定し法的措置を検討していくなどとしていた。今月8日には吉本が松本の活動休止を発表。松本から「まずはさまざまな記事と対峙して、裁判に注力したい」旨の申入れがあり、「当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示された」などとした。