NMB48安部若菜(22)が12日、初小説原作のBS松竹東急の連続ドラマ「アイドル失格」(13日開始、土曜午後11時)完成披露試写会に出席した。

アイドルとオタクの禁断の交流を描いた恋と成長の物語。紹介時はファンらから「先生ー!」と声掛けされ「慣れてないので気恥ずかしい」と照れ笑い。「ドラマに出てもないのに緊張して(第1話を)なかなか見られなくて。今日大阪から新幹線で来る時に、新横浜過ぎたくらいでやっと再生して確認できました」と明かした。

この日はドラマ内でアイドルグループ「テトラ」として出演するNMB48メンバーの山本望叶(21)、川上千尋(25)、上西怜(22)、泉綾乃(19)も出演。主題歌「青春テトラポット」、挿入歌「おとめのアイス」もパフォーマンスした。見守った安部は「私が書いた歌詞で踊っているのがすごく不思議な気持ちでうれしいです」と語り「テトラが世界一のアイドルだと思っていますし、箱推しです」と笑顔をみせた。

各メンバーも思いを語り、主人公、小野寺実々花役を演じる山本は「ほとんど演技経験がなかったのでびっくりしましたし、プレッシャーもありましたけど、すごくたのしく演じさせてもらって。人生の中でも大きな出来事になったと思います」と話した。

上西は「小道具のスマホで変な写真を撮るのを頑張ってました」と明かし「みんなの変顔とかを撮って『これめっちゃブサイクだよね』とかってやってました。でも、次の撮影の時にスマホを見たら、フォルダから消えていました。ちゃんと消されているんですよね」と語って笑いを誘っていた。

安部の原作小説は22年11月に発売。自身の実体験もベースに、アイドルが抱える等身大の不安や悩みもがく裏の姿を描いた衝撃作として話題となった。イベントには作中で主人公にハマるヲタク役を演じる小林亮太(25)も登壇した。